きちんと服用し続ければ望まない妊娠をほぼ確実防ぐ事のできる低用量ピルですが、安全性など不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
まず低用量ピルは1日15本以上の煙草を吸う35歳以上の方や、妊婦(その可能性のある者も含む)、授乳中の方、子宮筋腫や子宮頸がん、子宮体がん、乳がんを患っている方(その疑いのある方も含む)、思春期前の方は服用不可となっています。
未成年に関してはクリニックによって対応が分かれており、保護者の同意があれば処方が可能である場合もあれば、保護者の同意なく処方してもらえる場合もありますし、未成年への処方はしていないという場合もあります。
低用量ピルを服用すると、生理痛や月経前症候群の軽減、生理周期の安定などといった避妊以外の効果も得られますので、未成年でも低用量ピルの服用を考える事はあるかもしれません。
その場合はリスクや安全性などをきちんと理解したうえで服用する必要がありますから、未成年の方が服用する場合には、保護者の方と共にしっかりと医師の説明を聞くようにして下さい。
また低用量ピルを服用し始めてすぐの頃は副作用が見られる場合もあります。
むくみや吐き気、頭痛などといったもので、通常は暫くするとこのような症状も落ち着いてきますが、あまりに長く続くようであったり、症状が酷い場合には医師に相談するようにして下さい。
低用量ピルを服用する事で、卵巣嚢腫や子宮外妊娠、子宮内膜症、骨盤内感染症、子宮体がん、乳房良性疾患、更年期障害、骨粗鬆症などの予防にも繋がりますし、ニキビの改善などといった効果も得られると言われています。
近年使われている低用量ピルは昔のものに比べて安全性も高くなっていますので、気になる方は婦人科で医師に相談をしてみてはいかがでしょうか。
日本産科婦人科学会による生理に関係する病気の説明
日本産科婦人科学会は全国各地で講演会などを主催していて女性の生理や更年期に関する知識を広めるための啓蒙活動などもしています。
最近では女性が生理前になると神経過敏症などになる月経前症候群などについての講演会などが主催されていて、横浜でも行われています。
生理に関しては女性だけに特有の症状なので、男性の理解があまり進まない現状があります。
日本産科婦人科学会では女性の月経前症候群などのつらい症状の知識を広めることで、職場での女性の立場を理解することのできる人材を育てる活動をしています。
また日本産科婦人科学会では婦人科疾患の診断や治療、管理などに対する指針を発表していて、それによって全国各地の婦人科の医師による同水準の医療体制の実現に力をいれています。
横浜などで行われる公開講座は女性の病気を知るためのものや、月経前症候群などの基礎知識などについての公開講座が主催されていて、多くの産婦人科の医師が出席しています。
女性の生理に関しては軽い人と思い症状が出てしまう人の差が激しいので、全ての女性を同じように扱うことはできません。
そのことをしっかりと企業などに周知させるためにも日本産科婦人科学会の講演会は役立っています。
特に横浜には大きな会場が数多くあるので、それらを利用して様々な人々に対して女性の生理や婦人科疾患に対する基礎知識を知ってもらう活動をしています。
また日本産科婦人科学会ではインターネットを通じて女性の病気に対する理解を広める活動をしているので、生理などについて悩んでいる場合には日本産科婦人科学会のホームページで様々な知識を得ることができます。
また更年期障害によって生活に支障が出ている女性に関するアンケート結果なども見ることができます。
男性向けの避妊薬ってあるの?
女性にとって避妊は非常に重要な行為です。
男性にしてみれば子どもが生まれようが生まれなかろうが身体的な負担が増えるわけではありません。
しかし女性にとっては出産の場合はこの世のものとは思えない痛みを味わうとされていますし、女性に母親の役割が加わるために授乳できるように変わっていったり、妊婦として生活上の様々な困難や苦しさを味わいます。
また、避妊にしてもコンドームによる方法であればそれほど問題はありませんが、ピルの場合は月経周期を整える事ができるメリットはあるものの、それまでに吐き気などの副作用があり、身体的に負担が大きくなります。
そのため避妊というイベントは非常に大きなものと言えますが、女性だけでなく男性に働きかける方法はないのかという事は議論に耐えないのではないでしょうか。
現状ではコンドームによる避妊方法かパイプカットしか男性が主体的に行わないので、意識が薄くなってしまっています。
そこで、男性用の避妊薬は無いのかと考える方もいるのではないかと思います。
しかし、男性用の薬は現状ありません。
漢方などの効果に一部ある場合があるとされていますが、女性に対して処方されるピルの代わりになるものは男性にはありません。
ただし、今まさに研究が始まっており、精子の輸送を行う筋細胞のうち、2つのたんぱく質を遮断する事によって、男性に対して働きかける場合でも避妊が可能ではないかという事が言われるようになりました。
実際のマウス実験でも一時的にその機能を取り除くことが可能となっており今後の開発が期待されますが、十年以上の期間が必要となるとされていて、当分現実的な話ではないといえるでしょう。
避妊は女性にとって非常に大きな問題です。
コンドームの使用だけが男性が主体的に行える行為ですが、現状では非常に多くの人が利用している方法だからこそ、しっかりと技法を修得するようにすることが必要だと言えるでしょう。
緊急避妊薬はいつまでに服用すれば良いのか
若者達の間の性の乱れについて今日本では社会問題となっています。
とにかく妊娠してしまうリスクについて考えもせず、目先の快楽だけを追求してセックスに溺れて夢中になってしまう若者達が本当に今は多すぎるのです。
特にコンドームを装着しない若者は多いものです。
何故なら男性も女性も一般的にコンドームを装着せずにセックスをした方が、より気持ちよく感じることが出来るからなのです。
なのでコンドームなしでセックスする若者達は、いわゆる外出しと呼ばれる膣外射精をすることで妊娠を回避しようとしています。
しかしそのような若者達であっても稀に外出しに失敗してしまって、膣の中で射精してしまうことがあります。
そのような場合は慌てて緊急避妊薬を服用しようとするのですが、緊急避妊薬をいつまでに服用すれば良いのか分かっていない若者も多いものです。
最低でもセックスから一週間が経過するまでに服用すれば良いとの、勝手な自らの思い込みを持っている人も沢山いるのです。
緊急避妊薬を病院やクリニック等で入手する場合は、緊急避妊薬をいつまでに服用すれば良いのかについて、きちんと医師から指示を受けるはずです。
しかし最近の若者は病院やクリニックには行かずにネット通販で入手しようとする人が多くなっています。
ネット通販で入手する場合は、いつまでに服用するべきか詳しく説明を受けることは出来ないものです。
その結果ずるずると時だけが流れていき、気付いた時には72時間を経過してしまうということもよく聞かれる話なのです。
緊急避妊薬はセックス後72時間以内に服用しなければ、避妊効果を得ることは出来ません。
せっかく購入しても無駄となってしまいます。
なのでしっかりといつまでに服用すれば良いか意識することが大切になります。
産後の女性の避妊法~コンドームとピルの使用は可能か
ピルというのは妊娠中の女性や産後すぐの女性以外の一般の女性にとっては、最も確実に避妊をすることが出来る方法なので、非常に人気があります。
しかし妊娠中の女性や産後すぐの女性は、一般的にはコンドームと違い、ピルを服用することによって避妊をするのは必ずしも誰でも出来るわけではないのです。
何故なら産後すぐの女性について言えば、赤ちゃんに授乳をしている女性も多くいるからです。
もちろん産後すぐの女性であったとしても赤ちゃんに授乳をしていないという女性の場合は授乳をしている女性と違い、ピルを服用することで避妊をしても何も問題はないと言われています。
しかし授乳中の女性は一般の女性とは違い、常に飲み薬を服用することによって薬の成分が母乳に移行してしまわないかどうかを考える必要があります。
さもなければ赤ちゃんに薬の成分が混じった母乳を与えてしまうことになってしまうからです。
なので一番良いのは産後すぐの授乳中の女性に限っては、ピルを使わずにコンドームを装着してセックスをすることなのです。
このように産後すぐの女性というのはただでさえ毎日の慣れない育児に奮闘する必要があるというのに、色々な薬を飲むことすら許されなく、更に女性にとって便利なピルさえも服用することが出来ないので、日々の生活で非常にストレスが溜まりやすくなってしまっているのです。
だからこそもしそのような女性が夫とセックスをしたくなったとしたら、夫もきちんと自分から積極的にコンドームを装着する等して避妊に協力的になって、女性を支えていく必要があるのです。
特にこれまでは女性にピルを服用させることで避妊をしてきた男性の場合、産後しばらくは自らが主導してコンドームを装着して避妊していく必要がありますので、心して生活していくことが大切です。

